アイカツスターズ!アニメについて

最近自分が毒されてる(表現に間違いはない)アニメ。

当初からデフォルメされた絵柄の多用や男との恋愛を仄めかす(仄めかしてはいない)表現であったりと何かと「普通」のアニメに近い路線、こういうと何だが俗っぽい印象っていうのは、特にアイカツ!視聴者は、持っていたと思う(まぁ、アイカツ!の方はドリアカという対抗が出来るくらいには、スターライト学園の方針が方針なので「煌めきの数だけが誰もがアイドル」とは言えないというか、基本的にある程度世間一般の感覚から離れたノリだったし、特に星宮世代とか)。

そんな内容から、いきなり(本編でも色々やってたろ、とは言うがあそこまで強くねぇよ)極めてヘビィなオタクを殺そうという意志に満ち溢れたあの映画をぶちかまされてグロッキーになり、うわ言のように「ゆめロラ尊い…」としか言えなくなったキモオタク諸兄も多いと思われる。僕は言葉を失ってたのでその内の1人では無い。

他のキモオタクの事はさておいて、自分はアレによってアニメ本編の全肯定感を味わい死んだ。

だってお前、ゆめロラの熱い友情(再確認)は勿論、今まで全員揃ってる時はお茶会inレズの園ぐらいしかしてなかったS4があんな演出引っ提げてカッコ良いステージやってくれると思ってなかったし、アレだけゆめロラに焦点当てといてこはあこや真昼の扱いも完璧だなんて想像出来る訳無いし、前準備なく行ったら(前準備をしてても魔法のアイカツカードでガードを下げられるので無意味という)時速80kmのダンプカーに生身で轢かれたか何かみたいな衝撃を獲得するのって別に不思議じゃ無いんですよアレ。

特に映画本編終わった後のEDのメイキング染みたカット集とか最早悪意の塊としか言いようが無いよね…。スタートライン!とかいう単体でも恐るべき破壊力を持った曲流しながら劇中の色んなシーンが補完されてく時に完全に洗脳されたよ…。あのカット集の記憶を引き継いだまま映画本編を見返して悶え死ぬ為にキモオタクは何度でも映画館に足を運べという大宇宙の意志を感じたよ…。

マオリちゃんに歌で御礼をする時に言った「見ててね」みたいに個人的にツボにはまる箇所も多くて、うわぁ彼女たちって実在するんだぁ、みたいな事をずぅっと考えてた、考えてる今現在。

アニメ本編を見返して時々失神しながら映画をまた見に行くという巡礼をしていると、「自分がアイカツスターズ!の世界の中に入っていくんだなぁ、アイドルを探求しているんだなぁ」、と感じられ、アイドルという人間を彩るアイカツシリーズにふさわしい作品であると言い切れる。

ネタで茶化しっぱなしもアレだけど気になる点は粗方140字制限の方で吐いてるから特に書くことも無いな、終わり。